竹中智秀先生からのメッセージ 仏教も神道も日常生活においては、共同体信仰となり習俗化している。共同体信仰は、その信仰を同じくすることによってお互いに「なかま」となり、共同体を作りあげることが願われている。そのため、その信仰を拒否すれば「なかまはずれ」にされ、生活権なり生存権が時に奪われて、恐怖になることもある。 親鸞聖人はこうした共同体信仰を鬼神信仰として批判されている。私たちが真宗門徒として、自覚的に本願念仏の仏法に帰依して生きようとする時、その鬼神信仰としての共同体信仰の実体を明らかにしていくことが問われている。このことを具体的に問題に出来たら、と思う。 竹中智秀
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