2006年10月8日、大谷専修学院院長であった竹中智秀先生は命終示寂されました。
 良覺寺住職が大谷専修学院出身であり、竹中先生に大きな影響をうけたことは「真宗門徒の証明〜習俗化した仏教の諸問題を問う」に書きました。
 竹中先生は、真宗門徒の自覚の内容として「日本人としての念佛者なのか?、念佛者としての日本人なのか?」を問えと教えてくださいました。日本という国家に飲み込まれたことを自覚することなく名ばかりの念佛者として生きるのか?、念佛を申し願生浄土の道を歩むなかで、日本という国家に生きる者としての業を担い生きるのか?。これは非常に大きな問題です。
 この「真宗門徒の国家観〜鬼神信仰としての神社信仰」は真宗大谷派京都教区湖南地区教化委員会主催の育成員等研修会として竹中先生に頂いた講義です。竹中先生からこの講義をうけたのは1999年ですが、年々「国家」というものが我々にとってリアルな課題として提起されています。国家というものを考えるうえで、非常に重要な問題提起となる講義であります。



☆講義録をお読みになるときに…☆

 まず各章を開いてから、細かい項目をクリックしてください。いきなり項目を開こうとすると、blankになって別に開いてしまいます。
 これは本意ではないんで、項目をクリックするとページまで変えたいんですけど、素人なもんでやり方が分かりません。<a name>を使ってるんですけど…。誰か教えてください。




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