■活動■
滋賀県は(檀家が少ないという意味で)こぢんまりしている寺が多いんです。ですから住職が他に職業を持つことが多いんですが、良覚寺の住職はいちおう寺だけでやってます。つまりです、兼職の住職ほど時間に制約がないから、色んな活動ができます。もちろん、役員をはじめとする御門徒(もんと)の助けを借りてやっていることですけど。
【法要・行事】良覚寺の法要として「報恩講(ほうおんこう)」「永代経(えいたいきょう)」「修正会(しゅしょうえ/正月の勤行)」「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を勤め、月一回「覚の会(さとりのかい/同朋会)」という教えを聞き互いに学び合う場を開いてます。
【配布物】配布物として、「同朋(どうぼう)新聞」という真宗大谷派が出している新聞を配布し、それといっしょに毎月「無上尊」という良覚寺オリジナルの冊子を配布してます。いちおう良覚寺と縁を持ってくださった方(昔からの御門徒だけではなく、葬式とかお参りの依頼を縁にして関係ができた方)には、必ず届くようになってます。他、月参りとか行った先には「愚身(ぐしん)」という冊子を置いて帰ってます。
【お参り】もちろん、住職は各ご家庭にお参りに行ってます。基本的に頼まれたら「NO」は言いません。時間の都合が合うかぎり必ず行きます。
【各組織】他に良覚寺が所属する各組織に積極的に参加します(各組織の行事の通知は「無上尊」を通して行っております)。
■所属組織の詳細■
良覚寺は宗派として「真宗大谷派(通称「お東」)」に所属しています。それをもう少し詳細に説明します。
【真宗大谷派】親鸞(しんらん)聖人を宗祖とする「浄土真宗」には現在では多くの宗派が存在します。その中で親鸞聖人の墓地をルーツとする宗派が「本願寺(ほんがんじ)」の流れの宗派で、その本願寺系の宗派を代表する大きな二つの流れが「真宗大谷派」と浄土真宗本願寺派「通称「お西」)で、良覚寺は「真宗大谷派」です。本山は真宗本廟(東本願寺)。真宗大谷派は「真宗教団連合」に所属しています。
【京都教区】真宗大谷派では全国を30の「教区(きょうく)」というものに分け、教化活動や行政的な活動をしています。その30ある教区の中で、良覚寺は「京都教区」に所属しています。「京都教区」は京都市を中心に、滋賀県(湖北を除く)から山陰の島根県までの広域な教区となります。
【湖南地区】京都教区は広域であるため、それを8の「地区」に分けています。その中で良覚寺が所属するのは「湖南地区」です。
【近江第2組】それらを更に細かく分け、地元としての活動をするために「組(そ)」という単位があります。良覚寺は「近江第2組」に所属します。「近江第2組」は大津市田上から栗東市御園までです。
【老上地区】「近江第2組」の中でも細かく地区を分け、良覚寺は「老上(おいかみ)地区」に所属しています。「老上地区」は矢橋・橋岡・野路・南笠です。
【赤野井別院】昔から各地方には本山の支院として「別院(べついん)」というものがあり、その地方の寺が護持してきました。良覚寺は守山市赤野井にある「赤野井(あかのい)別院」を護持しています(5240061滋賀県守山市赤野井町328/Tel.077-585-1869)。近くには大津市内の寺が護持する「大津別院(5200043滋賀県大津市中央二丁目5−25/Tel.077-522-6960/大津駅前)」もあります。
もちろん「日本仏教会」に所属し、その下部組織である「滋賀県仏教会」「草津仏教会」「老上仏教会」に所属しています。
【ろくじ会(矢橋仏教会)】矢橋町には実際に活動している寺が六ヶ寺あります。この六ヶ寺が独自に組織を作り活動をしています。この会を「ろくじ会」といいます。
【南学会】住職が所属している、湖南地区を中心とした若手の自主学習会です。湖南学習会だから「南学会」です。毎月1回、沙加戸弘師(大谷大学教授)の講義を聞き座談会を行っています。会場は会員の所属寺院を巡回。
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